驚く情報を目にしました。
今のアメリカの大学生は、ここまで甘やかされているのかと。
アメリカの多くの大学では、5段階評価で成績がつきます。
A/B/C/D/Fです。
Aは90点以上、Bが80点以上、Cが70点以上、Dが60点以上、それ未満はFです。
アメリカ五大湖の下側に位置するオハイオ州にオーバリン大学があります。
「フォーブス アメリカ大学ランキング2016」で、約4000校中43位の大学です。
この大学で、最近、ショッキングな出来事が起こりました。
在籍数約2900人のうち、1300人を超える学生が、大学の管理運営部門に対し、中間試験をやめて、C以下の評価の廃止を求める著名活動をしたそうです。
子どもの人格や自主性を尊重するアメリカ。
その上位レベルにある1つの大学で、このようなことが起っている現実。
そして、アメリカの教育は素晴らしいと思っている多くの日本人。
10年後の日本の大学生もこのようになっているのでしょうか。
人間は、楽を求める動物です。
自主性だけで教育していると、アメリカの一部の大学生のように楽を要求するようになるでしょう。
日本には四季があります。
寒くて辛い冬。
暑くて辛い夏。
子供の時期に、
厳しい環境の下で、逃げずに辛抱していると、
暖かい春や涼しい秋のように、幸せを運んで来てくれます。
子供が辛いことを包んでいる間、彼らの心の中に成長の芽が出てくれば、それを皆で喜びあうのです。
包んでいる器がどんどん大きくなり、強くなり、
やがて、子供の器の中にある心に、自信に満ちた大きな美しい花が咲くことでしょう。
自然から生き方を学ぶのです。
これが日本人です。
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