8月1日(日)に 第2回 理科実験を行いました
最近、世界中でエネルギーに関心が高くなっているので、身近にあるもので「燃料電池」をつくることにしました
材料は、
木片、塩、水、キッチンペーパー、アルミホイルの5つ。
授業の最初、たった、これらだけで、電気をつくれることに、
生徒は
「え~」
と、驚いていました。
実験の流れは・・・・・、
①木片をアルミホイルに包み、ローソクの火でそれをあぶります。
②約1分後、アルミホイルの隙間から、白い煙が出てくるので、それにローソクの火を近づけます。
③すると、その煙に火がつきます。
④火が燃え尽きた後、一旦、水の中へそれを入れて、冷やし、木炭の完成です。
(実験中のハプニング)
この日はとても暑く、エアコンを強風にしていたため、すぐにローソクの火が消えてしまうではありませんか。
Y君のアルミホイルの隙間から煙が出てこないので、数分間、それを火に近づけていました。すると、アルミホイルが真っ黒に。
⑤塩と水で食塩水をつくり、キッチンペーパーに食塩水をしみこませます。
⑥その上に、先ほど作った木炭を置き、導線を配置します。
⑦アルミホイルでそれを包み込みます。
(実験中のハプニング)
細かい作業が苦手なY君。
キッチンペーパーが破けたり、導線が外れたり、・・・・・
しかし、その度、大きな声で笑って、失敗を楽しんでいました。
将来、有望かも?
⑨導線と電子オルゴールをつなげて、完成
その瞬間
あちこちで、ピー、パー、ピー、プー
「おっ」
音楽?
ながれはじめたではありませんか。
(実験中のハプニング)
またまた、Y君。
彼の電子オルゴールだけ、残念ながら、音が鳴りませんでした。
私が、食塩水の量を増やしたり、配線のチェックをしてみると、
「ピッピッピピー、ピッピッピピー、・・・・」
「お~」
Y君が、「先生、これ何が流れているの?」と聞いてきました。
じっくり聞いてみると、季節外れの「サンタクロース」。
「なんで、夏やのに、サンタやねん」
とても、冷静なY君でした。
その後、燃料電池の仕組みや、電気が発生する理由を図を使って説明しました。
最後に、私立中学入試と公立高校の入試問題を解いて、終了しました。
この実験を通して、参加してくれた生徒は、化学や物理に少しでも興味を持ってくれたと思います。
コメント