学習塾では、授業内容を記した報告書を保護者へ提出していると思います。
しかし、そのほとんどは、部分的、表面的、そして抽象的で分かりにくい内容になっていませんか? 核心的な問題を見落としていると思うのです。
当塾では、中学部で英語と数学の個別指導を受けていただくと、核心的な問題を抽出し、その対策指導まで報告します。
成績結果の本当の原因が分かるので、
「なんで、成績が上がらないの?」
と、不安に思うことはなくなります。
なぜなら、真の原因を解決するため、次に何をすれば良いのか提案しているからです。
なぜ、学習報告書で会話が和むのか?
授業中に、講師の時間が空くと、講師は各種データをタブレットに入力しています。そのため、授業を行っている途中でも、リアルタイムでお子さんの学習状況をスマホ・タブレット・パソコンでご覧いただけます。お子さんが塾から帰ってきた時には、今日の授業は分かりやすかったのか、宿題はどれだけ正解できていかのか、すでに保護者様は知っています。
だから、帰宅したお子さんの顔色が良くても悪くても、保護者様はその原因を把握しているので、お子さんに共感することができます。だから、お子さんとの会話がスムーズに進むのです。
報告書を作る真の目的とは?
そもそも、この学習報告書を作成した目的は、
入塾後、スグに点数をアップして、
生徒に成功体験を味わってもらうためです。
そのメカニズムはこうです。
授業と宿題で間違えた問題全てに対して、原因を炙り出し、分析します。
これをダイヤマジックと呼びます。
そして、
その本当の原因を無料でトレーニングで解決するします。
これをダイヤ奪回マジックと呼んでいます。
これらを記録したものが、この学習報告書なのです。
だから、これを見ると、
何が原因で間違えているのか、
最優先で何をトレーニングすればいいのかがスグに分かります。
学習報告書として当然のことですが、
授業で解いた問題の正解率や、宿題の提出の有無、宿題の正解率、テスト結果もご報告しています。
他塾のような、1日分の学習報告書だと、「木を見て、森を見ず」になっていると思うのです。
その日に学んだことは分かっても、全体として理解しているのか分かりません。
そのために、他塾ではテスト結果を報告しますが、それは結果論。
これでは間違えた原因が分かりせん。
しかし、当塾の報告書は、単元だけでなく、章としてもまとめているので、
森も木も見ることができるので、すっきりした気持ちになれます。
何を報告してくれるのか?
当塾の学習報告書の見方についてご説明いたします。
①単元名 ②予習授業の内容 ③宿題の内容 ④テスト結果 ⑤仕上げ授業の内容 ⑥ミス発生率 ⑦間違えた本当の原因 ⑧本当の間違い原因と無料対策
①単元名
◆単元の内容:文章問題・計算問題・図形問題のいずれかを表示しています。
何が苦手なのか傾向を把握できます。だから、弱点が分かっているので、効率的に復習できるのです。
◆担当講師名:その単元を指導した講師名が表示されます。
万一、成績が上がらない時に、その原因が講師との相性なのか判断するために、担任制を導入しいます。しかし、その講師が大学のゼミなどの急用があったり、体調不良などにより、ヘルプ講師が担当することがあります。その時の講師が誰なのか分かります。
②予習授業の内容
◆初回指導日:一つの単元を4回指導するうち、初回目の指導日です。
1日に英語は2単元、数学は3単元を進む計画です。それより指導単元数が少ない場合は理解するのに時間がかかった単元と分かります。反対に、それより指導単元数が多い場合は理解がスムーズに進んだ単元だと判断します。
◆×数:授業中に解いた問題のうち、間違えた問題数を表示しています。
全問正解なら、0が入力されます。
◆損失ダイヤグレード(番号):間違えた原因を示しています。
授業で解いた問題のうち、間違えた問題があれば、講師が間違えた全ての問題の原因を調べて記録します。番号については、⑦間違えた本当の原因にて説明しています。
◆問題正解率:授業で解いた問題の正解率を示しています。
分母は授業で解いた問題数を、分子は正解した問題数を表しています。正解率が80%以上なら、その単元は分かっていると判断できます。
③宿題の内容
◆指導日:一つの単元を4回指導するうち、2回目の指導日です。
宿題を提出して、間違えた問題を全て解説してもらった日のことです。
×数は、宿題で間違えた問題の数を表しています。
◆損失ダイヤグレード(番号):間違えた原因を示しています。
宿題で解いた問題のうち、間違えた問題があれば、講師が間違えた全ての問題の原因を調べて記録します。番号については、⑦間違えた本当の原因にて説明しています。
◆問題正解率:授業で解いた問題の正解率を示しています。
分母は宿題で解いた問題数を、分子は正解した問題数を表しています。正解率が80%以上なら、その単元は分かっていると判断できます。
授業では正解率が高い単元で、宿題の正解率の低い場合、自宅で宿題をする時に集中せずに解いている可能性が高いと判断できるので、集中できる環境を整えてから宿題をするように指示を出すことがあります。
反対に、授業では正解率が低い単元で、宿題の正解率が高い場合、生徒が間違えた問題の原因を講師が見つけ出し、その対策指導を行った効果が出ていると判断できます。
④テスト結果
◆クリアテスト:定期テスト直前時の各単元の理解度を表しています
一つの単元を4回指導するうち、3回目の指導にあたります。人は時間が経つと忘れていく生き物です。授業と宿題で正解できた問題でも、1ヶ月経過すると、解けなくなることはあります。だから、試験前にその確認をするのです。不合格の単元を見つけて、テスト前に仕上げ授業をする単元を探します。間違えた状態で、試験に挑ませることはできません。
⑤仕上げ授業の内容
◆仕上げ授業日:一つの単元を4回指導するうち、4回目の指導日です。
テスト結果で不合格の単元のみ、テスト直前に復習授業をします。間違えた問題のみ、再チャレンジをして、試験範囲の問題をパーフェクトにして、試験に挑ませます。だから、確実に成績が上がるのです。
⑥ダイヤモンド損失率
問題で間違えた時、その原因はどこにあるのでしょうか?
新単元について、講師の説明が分からなかったからでしょうか。その場合は、新単元理解不足として判断します。例えば、サンプルについてご説明すると、問題を解いたうち、授業では6%、宿題では3%の問題が新単元の理解不足が原因で間違えたこと意味しています。
実は、それ以外に間違いの原因があります。それは、生徒が自分のダイヤモンドを無くしたことに起因します。
当塾では、生徒一人ひとりに永遠に輝くダイヤモンドが内臓されていると信じています。彼らはそのダイヤモンドを失ったことで、問題に間違えていることが非常に多いのです。この意味が分かりにくいと思います。次の⑦にダイヤモンドの種類を説明していますので、ご覧ください。
⑦強み・弱みのあるダイヤモンド
◆ダイヤモンドグレード(番号):生徒の中にある間違える原因(ダイヤモンド)を6つに分けています。
授業でコントロールできないダイヤと、そうでないダイヤに分けています。
授業でコントロールできないとは、どういうことでしょうか? 例えば、「AI VS 教科書が読めない子どもたち」30万部突破した新井紀子先生の著書に書かれているように、3人に1人が、読み飛ばしなどにより、簡単な文章が読めていないという実験結果があります。また、アメリカの調査では、読み障害を抱えている人の割合が15%~20%いると言われています。
つまり、講師が「しっかりと問題文を読んでね」と言っても、読まずに間違えるケースを授業でコントロールできないダイヤと定義しています。
◆強みのあるダイヤ:間違いの原因になりにくい長所となる生徒のダイヤです。
授業と宿題とで分けています。これらに違いがあるのは、学習環境の違いにより、生徒の気持ちや意識に変化があるからだと思われます。
例えば、授業だと隣には講師がいるので、見られているという意識から集中して問題を解くことができます。
しかし、自宅だと音楽を聴きながらとか、テレビを見ながらなど集中力を欠かせる邪魔物が近くにあるため、集中できない可能性もあります。
◆弱みのあるダイヤ:間違い傾向が最も強いダイヤです。
これにより、家庭学習をする時の環境が手に取るように分かります。例えば、②の「検索力」は、問題文の読み飛ばしが原因で間違えたということなのですが、自宅、つまり宿題で②が弱みのあるダイヤになった場合、早く宿題を終わらせようとしている可能性が高いと判断しています。
⑧ダイヤモンド奪回マジック
「最も弱みのあるダイヤ」とその具体例、そして「無料対策トレーニング特訓」とその開催日時をご報告します。