今から3年前、2015年に「複数志願制採用区」が採用されました。
あの頃、明石市は第3学区になるので、
明石市の中学生、加古川市の中学生、播磨町の中学生は、どのような高校を選ぶのか、
保護者様との間で、いろいろな憶測が飛び交いました。
今年の春、卒業した高校生は、「新学区」になって初めての卒業生です。
さて、その結果はどのようになったのか、明石北高校と加古川東高校を見比べてみましょう。
平成29年度と平成30年度の進路状況について、
各高校のホームページから引用したものを以下に示します。
なお、過年度生も含んだ人数です。
【明石北高校】
東京大学 0名→1名
京都大学 6名→4名
大阪大学 15名→9名
TOP3合計 21名→14名(-7名)
国公立大学 152名→144名(-8名)
【加古川東高校】
東京大学 1名→4名
京都大学 8名→20名
大阪大学 27名→26名
TOP3合計 36名→50名(+14名)
国公立大学 281名→289名(+8名)
明石市内の各中学校では、TOP層の生徒が、加古川東高校に進学しました。
その結果、
東大、京大、阪大のTOP3において、
両校の開きが、さらに拡大したようです。
しかし、明石北高校の国公立大に合格したの総人数は、思ったより悪くなっていません。
北高も大いに健闘しています。
これらの情報は、ホームページで確認できますが、
学校で使用している問題集は、生徒に聞かないと分かりません。
ちなみに、数学のチャートの色は、、、、、
明石北高校(普通科)は、青チャート。
加古川東高校(普通科)は、赤チャート。
となっています。
さて、中学1年生から当塾に通っているT君は、
加古川東高校に進学した後も、
私の話がためになる という理由で、
引き続きキャリアで授業を受けています。
彼は、中学3年生の秋頃から、高校1年生の数学を先行授業していました。
5月末のゴールデンウイーク期間中も、
数学で分からない問題について質問するために、自習室へ来ていました。
彼は、難しい問題を解けるようになり、
「ようやく、勉強する楽しさが分かってきました」と喜んでいます
その言葉を聞くと、私も嬉しくなります
先月、彼が心配していた初めての定期考査が行われました。
そして、
今月、私のところへその成績表を持ってきてくれました。
なんと、
数学Ⅰは、学年で11位
数学Aは、学年で10位
加古川j東高校の現役生だけでは、
東大、京大、合わせると21名も合格しています。
この点を考慮すると、素晴らしい快挙です!
なぜ、このような結果が出せたのか?
塾で指導している個別自学では、勉強の仕方や考え方を指導しているからです。
魚釣りで例えると、
釣った魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるといった感じです。
自分で、
水温、天気、時間、潮の流れ、針、糸、竿、リールなどの条件から、
最適な釣り方を考える。
このような方法を勉強に置き換えて教えています。
でも、解けない問題については、
授業を行っていない日曜日に、ゆっくりと時間をかけて教えています。
この時の指導料は無料です。
もうすぐ、期末考査。
引き続き、勉強を楽しみながら、
中間テストを分析して、気づいた課題を一緒に乗り越えていこう
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