3教科全国偏差値がなんと「80.0」という驚異の結果を叩き出したのは、T君が高校1年生の時に受けた進研模試。その後、彼が合格した大学は……。
話は2年前に戻ります。彼から相談を受けました。
「偏差値90をとった友達から、一緒の塾で勉強しないかと誘われているのですが、どうすればいいですか?」
この時、私が立っていた床が開いて、5mほど落ちた気分になりました。
3秒ほど経過し、生唾を飲み込む音が聞こえてから、
「嬉しい話やん! 高校の時の友達は一生の友達になれるから、そんなすごい友達だったら将来日本で活躍……、いや、世界で活躍する人になれるかも。友達が通っている塾へ行って一緒の時間を過ごして、一生の友達になった方がええで!」
とアドバイスをしたのです。
友達が通っていた塾とは、大手の〇〇衛星予備校でした。
当塾のオリジナル指導法で、彼の「思考力」は鍛えられていたので、
そこでは、英語だけ受講することに……。
それから2年後、T君が大学受験を終えて、報告に来てくれました。
どこに合格したのか気になっていた私は、
まるで私の大学受験の時のようにドキドキしました。
「どうやった?」
「英語が、最悪でした」
「えっ? 〇〇衛星予備校で英語を受けてたんちゃうん?」
「はい。そうでしたが……」
共通テストの英語点数を聞いて、
私が立っていた床が開いて、5mほど落ちました。
「そんなんやったら、2年間、部屋に引き籠っていていも取れる点数やん! ほったらかしやで。そんなん! うわさは聞いていたけど、ほんまやったんや!」
鼻息が荒くなった私の顔は赤鬼のようになっていたと思います。
「そんで、どこの大学に行くん?」
「九州大学の理学部です」
「えっ?」
「英語、あんなに低かったのに、旧帝大の九大?」
「はい。」
これまた、ビックリ。
ジェットコースターに乗って、目がまわった感覚になりました。
この後、久しぶり時事問題ついて熱く語り合いました。
当塾はオンライン塾を開講する計画があります。
その時は、九州からアルバイト講師として塾生を指導してくれることになりそうです。
合格、おめでとう! そして、
これからも、宜しく!