10月に実施された2学期の中間テストで、
驚きの急上昇を成し遂げた中学3年生のY君。
9月に行われた実力テストに比べて、
たった1カ月間で、
なんと、
「72点」も数学の点数がUPしたのです!
信じられますか?
これは事実です。
「なぜ、こんなに点数がUPできたのか」
彼に質問をしました。
すると、
「気持ちが変わったからです」
と笑顔で答えてくれました。
心の変化だけで点数が急上昇する生徒を何人も見てきた私は、
これを機に、法則性を見つけるために生徒に関する情報を体系的に整理することにしました。
また、新しい情報も取り入れようと、
フロリダ州立大学 Roy F. Baumeister教授の文献を読んでいました。
それには、スタンフォード大学では、偶然に衝撃的な事実を発見したことが書かれていました。
「意思力」が強かった小学生が、大学受験に挑んだ時、
他の子どもたちよりSAT(大学進学適性試験)で210点も高い点数を取っていたのです。
その時、気づいたのです。
「成績が急上昇した塾生」と「教授の研究結果」との間に、ある共通点があることに。
それは、「意志力」。
「意思力」は、「辛抱力」と同じものとして考えても良いようです。
塾生に意思力があるかどうかは次の質問で判断できます。
「今の自分にとって、10時間特訓は必要だと思いますか?」
「はい」なら、意思力が高いと判断してもよいでしょう。
自分の目標を達成するために、通らなければならない道が、厳しい道でも
自ら選択して、突き進む強い意志を持つこと。
そうすれば、きっと、自分の志を成し遂げることができます。
PS.分析することが大好きな私は、
生徒の成績が急上昇する可能性を予測する式を作りたいと思いつつ、
生徒の情報をさらに調査していました。
そして、ついに、
「3つの秘訣」(スリー マジック)に辿り着いたのです。
これらのうち、1つでも欠けていると急激に点数はUPしません。
必ず3つ揃う必要があります。
いつになるか分かりませんが、これらを数値化し、
どのぐらいの確率で成績が急上昇するのか算出する予測式を発見するため、
今後も調査、分析を続けていきます。
コメント