4月30日から「ビデオ会議式個別指導(1:1)」がスタートし、1週間が経過しました。
LINEを使ってオンライン授業をしている塾など、授業を舐めているとしか思えないので存在しないと思いますが、
宿題を生徒に答え合わせをさせるオンライン授業をしている塾は存在していると思います。
当塾のオンライン授業は、ビデオ会議のように双方向で会話し、授業を進めていきます。
時には、資料を画面に出したり、ペンで画面に解説を描いたり、効果音を出すことで楽しい演出までしたり、細部まで気を遣った授業を行っています。
当然、宿題は塾で答合わせをしています。とても面倒です。でも、生徒のためと思って張り切っています。
だから、マンツーマンで間違えた問題を解説できるので、高評価を得ているのではないでしょうか。
良い点と悪い点について、生徒と保護者にアンケートを実施しましたので、その結果をお知らせします。
生徒の声
(1)良い点
- 今までとほぼ変わらずに授業できている。
- 緊張感がある。
- 先生が常に問いかけてくれる。
- 効果音を使ったり、ペンで書いた解説がわかりやすい。
- 通わなくてよいので気軽にできる。
- 授業以外でも理科と社会の自立学習がいつでもでき、復習もできるのが良い。
(2)悪い点
- 画質が荒く、問題文が見にくい。
- 答え合わせの時に画面が切り替わってしまって文字が見えにくい時がある。
(3)新しい対策
- 画質が荒い理由について調査をしてみると、そのバソコンがつながっているインターネット回線の速度にも左右されるそうです。塾のノートパソコンとケーブルを無料でお貸しいたします。
保護者の声
(1)良い点
- 物珍しさもあってか、本人が楽しんでやっている様子。
- 送迎がいらないし、時間に追われなくて良い。
- オンラインの環境にふれる良い機会だと思う。
- 週4回になったので、生活にメリハリがついた。
- 1回あたりの授業時間が短いので、集中しやすいように見える。
- 塾長の授業が受けれる。
- どんな授業をしているのかを見れる。
- 授業を受けた後、1対1で宿題を見て頂いて、分からない所をもう1度教えて頂けるところ。
- 双方向なので常に見られているという緊張感を持って授業を受けることができます。
- いま何を勉強しているのか把握し易いです。
(2)悪い点
- 本人の進行度に合わせにくい。
- 子どもは途中で力がふにゃっと抜けることがあり、オンラインだと気が抜けないのが辛いようです。
(3)新しい対策
- 一斉授業を行っている時点で、本人の進行度に合わせにくい問題は認識しております。今回は、①新学期だったこと、②休校が短期間で終わること、この2点の理由から、勇気を持って、一斉授業を行いました。しかし、授業についていけない生徒には、講師が答合わせをした宿題の解説で個別指導を行い、力のある生徒は、宿題解説が終わった後、若干難しい問題にも取り組ませるなどをして、対応しております。オンラインで1:2をしている個別塾がありますが、宿題の答合わせはどうするのでしょうか?誰もいない自分の部屋だと、宿題で間違えていても、正解にする生徒はどれだけいるでしょうか?もし、そうであれば、分からない箇所がそのまま放置になっているので、オンライン授業をしていても、時間とお金のムダになります。そのようなもったいない指導はしたくないので、当塾では、宿題を写真で塾へ送ってもらって、画像処理し、講師に答合わせをさせて、間違えた問題を深堀指導をしています。
before | after |
- 授業時間が30分~40分間で、それほど長時間でないこと、授業の途中では、電子の効果音を出すなどして、気を緩める対策を実施しております。さらに、当塾の教育方針として、気が抜けないからこそ、集中力を強化したり、生徒の辛抱袋を大きくできるチャンスだと考えております。「あなたが、大きく成長できるチャンスだよ!お母さんも応援しているから、頑張ろうね!」と励ましてもらえると幸いです。