褒めるとヤバい・・・
色々な教育雑誌やテレビでコメンテーターが推奨している「褒めて伸ばす」教育法。
10年以上前に、当塾で実際に実践してみると、
何か違和感を覚えたのです。
例えば、中学1年生のT君の場合をお話します。
数学の宿題で途中式を書かずに、暗算で間違えていたので、
「どんまい。どんまい。宿題をやってきているだけでも頑張ってるから、今度は大丈夫!」
と褒めて、伸ばそうとしたのですが、、、
2年経っても、途中式を書くことはありませんでした。
結局、上でなく、下に伸びていったのです。
この話は、T君だけでなく、
ほとんどの生徒で同じ謎の現象に見舞われました。
何か、おかしい・・・
調査開始!
そこで、
なんで、褒めるとこうなるのかを謎を解明するために、
本を買い漁り、50冊以上は読みまくりました。
謎が解明!
そして、謎が解明したのです。
褒める教育の先端をいくアメリカで「ある異常事態」が起こっていたのです!
でも、悲しいことに
日本では、江戸時代の教育書に
「子どもを褒めると自惚れるから、褒めないで」と書かれていました。
じゃ、どうすんねん!
行動心理学のなかでも、学習動機などを特に研究しました。
そして、ご家庭で3枚のシートでできる「やる気の磨き方」を作り、塾生に実践してみると
なんと、勉強時間が平均で1日1時間も増えたのです。
それを私が1冊の本に仕上げました。
日本のメディアでは、決して取り上げられない痛い情報もあります。
なぜ、褒めると下に伸びるのか?
その理由が分かり、
どのような家庭環境を作れば、
子どもが勉強をしてくれるようになるのか
その答えが分かると思います。